浪人生から中央大学法学部へ|倍率11倍の総合型選抜で逆転合格した赤田桃果さんの軌跡
はじめに|諦めなかった1年間が、合格への道を開いた
「浪人仲間の中で、今年合格をもらえなかった人もたくさんいる。その中で合格できて、本当に安心しています」
そう語ってくれたのは、総合型選抜(推薦入試)で中央大学法学部に合格した赤田桃果さん。
浪人生として過ごした1年以上の時間。同じ目標を持つ仲間が悔しい思いをするなかで、桃果さんは見事合格を勝ち取りました。
今回は、合格までの道のりや、推薦入試対策で心がけていたことについて、詳しくお話を聞きました。
入会前の準備 |4月まで総合型対策はほぼゼロ
桃果さんが講座に入ったのは 4月末ごろ(GW前)。
- 総合型(自己推薦)の対策はほとんどしていない
- 基本は一般入試の勉強だけ
ここから、総合型の準備を一気に積み上げていきました。
最初の壁|「自己推薦は正解がない。運が大きいと思っていた」
桃果さんが最初に持っていた感覚は、すごくリアルです。
- 自己推薦って「正解が分からない」
- 「運の部分が大きい」気がしていた
- 一般の勉強と推薦の勉強のバランスが取れなかった
でも、ここで大きかったのが「優先順位」という考え方。
やみくもに両立しようとするのではなく、
今、何を優先すべきかを決めること。
それができるようになってから、勉強のバランスが整い始めました。
志望理由のテーマは?|「輪島塗×地域創生」
桃果さんが推薦入試の志望理由に選んだテーマは、出身地である石川県輪島市の文化財「輪島塗り」を活用した地域創生でした。
「輪島市出身というところの特徴を生かした志望理由にしました。輪島塗りという輪島市の文化財を用いて、地域創生の方向で書きました」
自分のバックグラウンドをそのまま武器にした志望理由は、法学部をはじめ複数の学部向けにアレンジを重ねながら磨き上げていきました。
地元への愛着と課題意識を軸にした志望理由は、審査官の心にも響いたことでしょう。
一番大変だったこと|テーマ決め
推薦入試の対策で、桃果さんが「一番大変だった」と振り返るのが最初のテーマ決めです。
桃果さん「何を題材にしようっていうところが一番悩んで、ずっと親に電話して相談していました」
何を軸に自分を表現するか……。この問いに向き合う時間が、後の合格につながる土台を作ったと言えます。
自分と向き合った結果、桃果さんが挙げた、自分の特徴は3つ。
- 浪人生であること
- 石川県出身で埼玉の高校へ進学したこと
- 小学校低学年から続けているソフトテニス
本人からすると「普通」。
でも、講師と話す中で、
「それ、めちゃくちゃ強みだよ」と言われて初めて気づきました。
だからこそ、
自分では当たり前と思っていることを、丁寧に言語化することが大事。
第一志望が法学部だったため、
地方創生の文脈に自然につなげていきました。
合格につながった3つの心がけ
桃果さんに「対策中に気をつけていたことは?」と聞いたところ、3つの明確な答えが返ってきました。
1. 先生のアドバイスを素直に吸収する
先生が言ってくれたことを素直に受け入れて、自分の中で吸収して、文章や言葉に出せるようにする
アドバイスに対して素直でいることは、成長スピードに直結します。桃香さんはこの姿勢を一貫して持ち続けました。
2. 返信はできるだけ早く
相手が自分のために時間を使ってくれているという前提を頭に置きながら、返してくれた時にできるだけすぐに返すことを意識する
先生とのやりとりをスムーズにすることで、限られた時間を最大限に活かす。シンプルですが、実践できる人は少ない大切な習慣です。
3. 感謝の気持ちを忘れない
限られた時間の中で自分のために使ってくれているということを考えて、感謝の気持ちを忘れないようにする
感謝の気持ちが、先生との信頼関係を深め、より良いサポートを引き出すことにもつながります。
一般入試との両立はできるのか?
じつは桃果さんは一般入試の勉強も継続していました。
多くの受験生が、
- 推薦は運っぽい
- 一般の邪魔になるのでは
と考えがち。
でも実際は、
推薦が先に決まることで、精神的な安心ができる。
「絶対浪人はしたくない」というプレッシャーが軽減され、一般の勉強にも前向きに取り組めたといいます。
これは本当に大きなメリットです。
面接練習で気づいたこと
夏に集中して取り組んだ面接練習についても、印象的な言葉がありました。
「自分ができているんだという過信をするんじゃなくて、自分はできていないのかもしれないという前提を持った上で、アドバイスやいいところを吸収していくのが一番いいと思います」
褒められたときも「そういうところもいいんだ」と素直に受け取りながら、同時に謙虚さを忘れない。この姿勢が、面接力の着実な向上を支えました。
受講を振り返って
桃香さんは最後に、こう話してくれました。
- 自分の強みは自分では分からない
- 講師の言葉を素直に受け止めてほしい
- 実績がないとダメ、は思い込み
- チャレンジするだけでチャンスは増える
「自分自身、本当に先生たちに救われたというところがあるから、余計に本当に受けて良かったなと思っています」
浪人という不安の多い時期に、信頼できる先生と二人三脚で進んだ1年間。その経験が、合格という結果につながりました。
まとめ
赤田桃香さんの合格から学べるポイントをまとめます。
自分だけの強み(地元・経験・背景)を志望理由の軸にする
アドバイスを素直に吸収し、すぐに行動に移す
先生との信頼関係を大切にする
謙虚さを持ちながら面接力を磨く
総合型選抜は、学力だけでなく「あなたらしさ」を問われる入試です。自分の経験や地域との関わりを丁寧に掘り下げることで、審査官の心に届く志望理由が生まれます。
中央大学法学部合格、本当におめでとうございます。
桃香さんの大学生活が、充実したものになりますように。
-この記事は、当塾受講生へのインタビュー動画をもとに作成しました。–

